CLO支援(Chief Logistics Officer)

CLO代行、CLOサポート(PMO常駐支援)

CLO支援は、サプライチェーン/ロジスティクスとして捉えるべき物流問題・課題に対し、社内ステークホルダーを巻き込みながら「経営」と「実務」の両視点で事態打開を図る先導役(CLO)を支援する常駐型プロジェクトマネジメント代行サービスです。

“物流”だけを最適化しても、販売・生産・調達・在庫・顧客サービスの意思決定が変わらなければ、コストは戻り、現場は疲弊します。CLO支援は、物流改革を全社アジェンダとして位置づけ、戦略の策定→部門への落とし込み→実行部門の定着までを担う。サプライチェーン変革が全社レベルの経営課題になっている状況では、まさにこの“推進役”が成果を左右します。

支援は大きく2パターン。

  • CLO代行/CLOサポート(経営管理支援):中長期SC/物流戦略、組織体制、投資・予算、施策ポートフォリオを設計し、全社に浸透させる
  • PMO常駐支援(物流管理支援):プロジェクト型業務を現場へ浸透させ、可視化・標準化・効率化を回し続ける運営を作る

Contents

よくある課題

1. 人手不足の深刻化とコスト上昇で、現場が回らない

  • 2024年問題、残業規制、ドライバー/庫内人材不足で、“人で吸収する運営”が限界
  • 物価・燃料・外注費の上昇で、物流費が年々増加し、利益を圧迫する
  • 目先の火消しが続き、改革の検討・実装に着手できない

2. “物流だけ”では解けないのに、意思決定のオーナーが不在

  • 販売チャネル多様化/調達網複雑化で、在庫・納期・コストのトレードオフが増大
  • 部門最適(営業は欠品回避、製造は稼働優先、物流はコスト抑制)が衝突し、全社最適が決まらない
  • 物流改革の論点がSCM戦略・需給・原価・投資判断に跨るのに、調整と決断をリードする役割が置けない

3. 改革がプロジェクトにならず、改善が属人化・点在化する

  • 施策が乱立し、優先順位・ロードマップ・効果測定が曖昧
  • KPI定義がバラバラで、会議が“報告会”になり意思決定できない
  • ベンダー/3PL任せで、契約・運営モデルが改善を生まない

得られる成果

1. 物流変革を主導する“人材と仕組み”を確保できる

  • CLO機能(戦略・体制・予算・KPI・投資判断)を補完し、全社最適の意思決定を前に進める
  • 物流・SCM人材がナレッジを蓄積しながら継続改善できる環境(会議体/役割/運用ルール)を整備する
  • “属人運営”から脱却し、組織能力として改善が回り続ける

2. サプライチェーン課題を、経営アジェンダとして前進させられる

  • 中長期SC/物流戦略を策定し、部門へ落とし込みながら改善プランをプロジェクト化
  • 施策ポートフォリオ(やる/やらない、順序、依存関係)を束ね、投資と効果を接続する
  • 結果として、物流改革を起点にSC全体のレジリエンスと収益性を高める

3. PMO常駐で“プロジェクト型業務”が浸透し、改善が加速する

  • 可視化→標準化→効率化の運営サイクルが回り、改善スピードと再現性が上がる
  • 物流ナレッジが蓄積され、横展開・標準化・投資判断ができる状態になる
  • 3PL契約・運営モデルが整い、コストとサービスレベルの両立が進む

アプローチ

見える

課題を“SC全体”として可視化し、意思決定できる状態を作る

狙い

現場の感覚論ではなく、経営・部門横断で共通言語化する。

主な内容

  • 物流課題をSC視点で構造化(需給・在庫・拠点・輸配送・委託・コストの連関)
  • KPI設計/定義統一(コスト・効率・サービスレベル・キャパ・CO2等)
  • 定量データの収集環境を整備し、BI等で“改善余地”を明確化(遅延検知、適正配置、ロケーション見直し等)

アウトプット例

課題構造マップ/KPIツリー/ダッシュボード構想/優先度付き論点

決める

中長期戦略と体制を定め、改革を“プロジェクト化”する

狙い

戦略が紙で終わらず、部門を跨いで動ける設計にする。

主な内容(CLO代行の中核)

  • 中長期SC戦略:方向性策定、SC組織体制の構築・見直し、PSI施策の策定・推進
  • 中長期物流戦略:構想/予算策定、物流予算の予実管理、物流改善プラン策定、施策のプロジェクト化推進
  • 改革マスタースケジュール・マイルストーン設計/更新、投資論点の整理

アウトプット例

中長期戦略/施策ポートフォリオ/推進体制(会議体・役割)/ロードマップ

動かす

PMO常駐で実行を管理し、現場に“浸透”させる

狙い

改善を一過性にせず、運営に根付かせる。

主な内容(PMO代行の中核)

  • プロジェクト進捗・論点・リスク管理、部門間調整、意思決定の整流化
  • 標準化:業務プロセス・データ項目の標準化(付加価値の一貫性を担保)
  • 効率化:蓄積データの分析から改善ロジックを導出し実行(生産性最大化・人件費抑制 等)
  • 物流キャパ管理、委託先契約管理、現場監視、法規制管理・CO2対応まで運営に組み込み

アウトプット例

運営標準(KPIレビュー・会議体)/定着化プラン/改善アクション管理台帳/3PL運営モデル