BIツール開発

改善サイクルの型となるBI(Business Intelligence)ツールを開発

BIツール開発は、原因特定→意思決定→改善アクション→効果検証までを一連の運用として回すためのBI(ダッシュボード/分析画面/アクション管理)を設計・開発するエンジニアリングサービスです。

多くのBIは「見えるようになった」で止まり、会議は報告会になり、現場は動かない。私たちは、KPIツリー(結果指標→要因指標)とドリルダウン設計により“なぜ悪いか”を辿れる構造を組み込み、さらに改善アクションの登録・進捗・効果測定まで接続して、PDCAが回り続ける仕組みとして実装します。

対象ユーザーは、経営層/SCM責任者/物流・需給・在庫のマネジャー/現場管理者まで幅広い。役割に応じて「見るべき指標」「判断の観点」「行動に移す導線」を変え、全社で同じ景色を見ながら意思決定できる状態をつくります。

Contents

よくある課題

1. “可視化”はできたが、原因が分からず打ち手が決まらない

  • 指標が並ぶだけで、結果と要因がつながっていない(KPIツリーがない)
  • 拠点/商品/顧客/ルートなどの切り口で掘れず、会議で憶測が増える
  • 過去実績の表示が中心で、先回り(予兆検知)に使えない

2. 会議が報告会になり、改善が現場に落ちない

  • “見た”で終わり、誰が何をいつまでにやるかが決まらない
  • 改善アクションの管理がExcelや口頭で、継続性がない
  • 改善効果が測れず、やりっぱなしになる(再発する)

3. KPI定義・データの前提が統一されず、現場が信頼しない

  • 部門・拠点で数字が違い、「どれが正しいか」の議論で止まる
  • 更新頻度が遅く、現場の判断に間に合わない
  • 例外処理(返品、移動、キャンセル等)が反映されず、現実と乖離する

4. ユーザーごとの“使い方”が設計されておらず、定着しない

  • 経営と現場が同じ画面を見ても、意思決定に必要な粒度が違う
  • 画面が複雑で、現場が使わない(開いた人しか分からない)
  • 運用(会議体・ルール・責任分界)がなく、使われなくなる

得られる成果

1. 原因特定が速くなり、意思決定の質と速度が上がる

  • 結果指標→要因指標がつながり、論点がブレない
  • 拠点・商品・顧客・ルート単位で“どこが悪いか”がすぐ分かる
  • 定例会議が「報告」から「判断」の場に変わる

2. 改善アクションが運用として回り、再発が減る

  • アクションの登録・担当・期限・進捗が見える化され、放置が減る
  • 効果検証(Before/After)ができ、改善の再現性が高まる
  • 改善ナレッジが蓄積され、横展開できる

3. KPI運用が標準化され、全社で同じ景色を見られる

  • KPI定義と算出ロジックが統一され、数字への信頼が上がる
  • 経営〜現場まで役割別に必要情報が整理され、利用が定着する
  • 物流・在庫・需給・コストのトレードオフ判断がしやすくなる

4. 予兆検知・先回りの運営に移行できる

  • 異常値・トレンド変化を検知し、トラブル前に手を打てる
  • キャパ逼迫、滞留、欠品リスクなどの“兆し”を運用に取り込める
  • 施策の優先順位付けが定量でできる

アプローチ

見える

利用シーン起点で“見るべき指標”と“掘るべき切り口”を定義する

狙い

画面づくりではなく、意思決定づくりから始める。

主な内容

  • ユーザー別(経営/部門長/現場)の意思決定と利用シーン整理
  • KPI整理(結果指標・要因指標)とKPIツリー設計
  • ドリルダウン設計(拠点/商品/顧客/ルート/日次・週次 等)
  • データ更新頻度・粒度・例外処理の要件整理

アウトプット例

利用シーン定義、KPIツリー、画面ワイヤー、要件一覧

決める

PDCAが回る“運用設計”まで決め切る(BI+会議体+ルール)

狙い

BIを仕組みとして定着させるため、運用を設計する。

主な内容

  • KPIレビューの型(頻度、参加者、判断基準、アクション決定ルール)
  • アクション管理の設計(登録項目、担当、期限、エスカレーション)
  • 目標値・閾値(アラート)設計と、例外対応フロー
  • ガバナンス(KPI定義の変更管理、権限、責任分界)

アウトプット例

運用設計書(会議体・ルール)、アクション管理設計、閾値定義、責任分界表

動かす

BIを開発し、現場で使われる形で導入・改善し続ける

狙い

導入して終わりではなく、使われながら磨かれる状態をつくる。

主な内容

  • ダッシュボード/分析画面開発(役割別UI、ドリルダウン、検索)
  • アラート・通知、アクション管理、効果検証(Before/After)機能の実装
  • パイロット導入→利用ログ/現場フィードバックで改善(アジャイル運用)

アウトプット例

BIツール一式、導入計画、定着化プラン